三菱電機、車載事業の50%を鴻海に譲渡——減損1,000億円
三菱電機が自動車機器事業を担う三菱電機モビリティの株式50%を、鴻海精密工業グループに1,150億円で譲渡する。企業価値3,200億円は事業売上の約0.37倍にとどまり、減損約1,000億円を伴う。開示数値から評価倍率、簿価との差、連結への影響を計算し、50%を残す設計の意味を読む。
アセットサロンは、M&A・企業分析・業界分析・事業承継・PMI・TOB・事業売却などの実務に役立つ情報を発信。企業価値向上につながる知見を、経営者・投資家・M&A実務家へ届ける専門メディア。
最新記事を読む三菱電機が自動車機器事業を担う三菱電機モビリティの株式50%を、鴻海精密工業グループに1,150億円で譲渡する。企業価値3,200億円は事業売上の約0.37倍にとどまり、減損約1,000億円を伴う。開示数値から評価倍率、簿価との差、連結への影響を計算し、50%を残す設計の意味を読む。
サイバー・バズが熊本のふるさと納税支援会社アースコーポレーションと地域商社ワンエイトを約5億円で買収する。アース社はPER約11.6倍・PBR約6倍、売上を総額で見るか純額で見るかで規模は約3倍違う。EBITDAの半分を上限とする3年のアーンアウト、のれんと自己資本の比率から、買収価格と設計を読む。
AFC-HDアムスライフサイエンスが上場廃止決定済みのさいか屋を株式交換で完全子会社化する。交換比率0.3を市場株価に当てはめると、さいか屋株主が受け取る価値は平均株価を6〜13%下回る。DCF法0円、時価純資産570円と解体費控除後38円という算定結果、同一算定機関の起用から、少数株主にとっての条件を検証する。
ウイルコHDが債務超過の子会社・鈴木出版に対する貸付金と売掛債権864百万円を全額放棄する。債権は鈴木出版の総資産の約2.3倍、負債の約85%にあたる。約2億円の追加損失で済む引当の積み上げと、放棄後に純資産がプラスに転じる計算から、出版子会社の次の選択肢を読む。
ワールドとTSIホールディングスが共同株式移転で経営統合し、持株会社インフィニティ・ユナイテッドを2027年3月に設立する。移転比率1対0.8で新会社の持分はワールド株主62.6%、TSI株主37.4%。売上高の比率とほぼ同じで、営業利益の比率(約79対21)より大きい配分になる。ワールド株主の1株当たり利益が目減りしない条件を開示数値から逆算する。
グローバルウェイがBIツールを使ったデータ分析コンサルのLHitを、創業者から89.8%分75百万円で取得する。100%換算の株式価値は約83.5百万円で、直近期純利益の約3.8倍、純資産の約1.14倍。3期平均の利益でも約6.5倍にとどまる価格と、創業者に1割を残す構造を開示数値から読む。
成果報酬型マーケティングのMacbee Planetが、美容・医療分野の分割払いを手がける信販会社ジェーシーアンドジーを投資ファンドから全株取得する。取得価額は非開示。対象会社は純資産3.1億円に対し総資産43.7億円で、自己資本比率は7.2%。広告会社が与信リスクを抱える意味を開示数値から整理する。
READ MORE Macbee Planet、信販のジェーシーアンドジーを完全子会社化——自己資本比率7%・総資産44億円の与信事業を取り込む
セキュアが東北の通信工事会社・日東通信を1,405百万円で子会社化し、同額をみずほ銀行から借り入れる。純資産の約1.12倍、純利益の約11.6倍。7年の毎月均等返済は年約2億円で、日東通信の純利益を上回る。5件目のM&Aの価格と資金設計、売手が資産管理会社を挟む理由を読む。
READ MORE セキュア、仙台の日東通信を14億円で子会社化——純資産の約1.1倍を全額借入、年約2億円の返済は対象の純利益を上回る
オムロンが米国の産業用PCメーカーOnLogicを親会社Interlogicごと企業価値675百万ドル(約1,046億円)で買収する。2025年12月期のEBITDAに対し約30倍、調整後でも約25倍。売上の9割超を米欧で稼ぐ直販モデルの会社に、制御機器事業の転換を託す価格と、逆三角合併を選んだ理由を開示資料から読む。
カチタスが東武住販に1株2,000円でTOBを実施する。プレミアムは72.56%、特別委員会との4回の交渉で当初の1,700円から17.6%上がった。一方、創業家の荻野氏には9月23日の時点で2,000円が提示されていた。価格交渉の時系列と下限の設計から、一般株主にとっての意味を読む。
ヒューリックが50.87%を持つリソー教育グループに1株295円でTOBを実施する。2024年に連結子会社化した際のTOB価格320円を25円下回る。支配権プレミアムは支払済みとする親会社と、完全支配には改めてプレミアムが要るとする特別委員会。5回の提案と下限の設計から、残る少数株主の立場を読む。
樹脂複合材料と精密成形を手がけるクラスターテクノロジー(東証スタンダード・名証メイン、4240)は2026年10月9日、...
READ MORE クラスターテクノロジー、エプソンに3億円の第三者割当——PBR約0.98倍・希薄化17.5%で主要顧客が筆頭株主に
子会社を通じて障がい者支援事業などを展開するリビングプラットフォーム(東証グロース、7091、以下LPF)は2026年1...
READ MORE リビングプラットフォーム、首都圏の障がい福祉事業を30.9億円で吸収分割承継——承継する営業利益5.2億円は通期予想の約7割
スキルマーケットを運営するココナラ(東証グロース、4176)は2026年10月7日、AIコンサルティングとAI開発を手が...
READ MORE ココナラ、AI実装のAcrosstudioを51%取得——100%換算17億円は売上高の1.5倍、営業利益の約37倍
ファーマフーズ(東証プライム、2929)は2026年10月6日、株式会社マリン・プロフーズの全株式を取得し、子会社化する...
明治ホールディングス(東証プライム、2269)は2026年10月6日、事業子会社の株式会社明治が、連結子会社の日本罐詰株...
READ MORE 明治、債務超過32億円の日本罐詰をヨシムラ・フードHDへ——営業黒字の子会社を「1株の増資」で整えてから手放す
塩野義製薬(東証プライム、証券コード4507)は2026年10月5日、米国子会社Shionogi Inc.を通じて、米テ...
READ MORE 塩野義製薬、米IntraBioを20億ドルで買収——2025年売上高の約29.5倍、A-T承認の17日後に契約
東証グロース上場のジャパンM&Aソリューション(証券コード9236、以下JMS)は2026年10月5日、SBI辻...
READ MORE ジャパンM&Aソリューション、SBI辻・本郷M&Aを株式交換で取得——発行済株式の75%を交付、筆頭株主は辻・本郷系へ
健康食品業界では、なぜM&Aが行われるのでしょうか。 健康食品会社を買収する目的は、単に売上高を取得することだけ...
健康食品業界は今後、成長するのでしょうか。 健康食品市場はすでに1兆円前後の規模を持つ成熟市場です。 そのため、市場全体...